マンガでわかる SDGs

おはようございます高木です。

最近、新聞やテレビの中でよく聞くようになった「SDGs(エスディージーズ)」という言葉、ご存知でしょうか。
日本でのSDGs認知度は27%とまだまだ低いのが現状です。
「SDGs」とは、2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことで、
誰も置き去りにしない(leave no one behind)を合言葉に、
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
など17の目標が設定されています。
すでに日本でも大手企業を中心にSDGsを活用した取り組みが開始されているようです。

しかし開発目標と言っても、具体的に何をすればいいのか、そもそもSDGsとはなにか、疑問を持つ人もいるでしょうが、この本では静岡県にある株式会社大井川茶園での実例をもとに、マンガを通じてSDGsの概念や、特に中小企業における取り組み方についてわかりやすく解説しています。SDGsの入門書です。

マンガもいかに中小企業がSDGsをビジネスに生かして行くかに重点を置いて書かれている。
20〜30分程度で読み切れるため、企業のビジネスとSDGsの関係を手早く理解するには十分だと思われます。
次に1つの例をご紹介します。

食品ロス(フードロス)

まだ十分に食べられる食べ物が捨てられてしまうという問題。
これを解消するため、週3日の午後だけ店を開き、基本的には4種類のパンのみを売っている“捨てないパン屋”が広島県にあります。
このパン屋では「5年後に流行が終わるパンでなく、これまで長年残ってきたパンを受け継いでいきたい」という考えのもと、日持ちのしない具材をなくし、国産小麦を使用したシンプルなパンを販売することで、食品ロスを解消し、従業員の労働時間も減らすことに成功しています。

そういった取組みが持続可能な社会づくりを作っていくんだなぁと感じました。
SDGsは国や政府、企業だけが意識すべき目標ではなく、私たち一人ひとりにも密接に関わっている問題なのです。
みなさんにも知ってもらえたらと思います。

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